いじめ対策
いじめ対策
社会問題化し、たびたび世間を騒がせるいじめ問題。
子どもを本気で守ることができるのは親だけです。
「最近、子どもの様子がおかしい…?」
社会問題化し、たびたび世間を騒がせるいじめ問題。けして 他人事ではありません。
いじめは、どの子どもにも起こりうるものです。放っておいて悲しい事件になってしまう前に、早急にいじめの現状を確認し、対処してあげましょう。子どもを本気で守ることができるのは親だけです。
本気で子どもを守れるのは親だけ
いじめは、どの子どもにも起こりうるものです。何か特別な問題や背景があるから、いじめが起きるわけではなく、ちょっとしたきっかけで、いじめは起きてしまいます。
例えば、「友だち作り」の手段の1つとして軽い気持ちで始まる場合もあります。ある特定の人をターゲットにし、みんなでいじめることによって仲間意識を強めるというもので、加害者側にとっては遊び感覚です。
しかし、いじめをされる側の精神的ダメージは計り知れません。多くの子どもにとって、学校は家以外の世界のほとんどすべてです。そこでいじめに遭うと子どもは自分の居場所をなくし、精神的に非常に不安定になります。
長期に渡ればPTSD(心的外傷後ストレス障害)や、自傷・自殺行為にまで発展してしまう可能性もあります。また、いじめ自体も放っておくと徐々にエスカレートしていく傾向があります。
何か不審を感じたら、早急に対処してあげましょう。子どもを本気で守ることができるのは親だけです。
まずはいじめの有無を確認
いじめにあっていても相談することができず、一人で抱え込んでしまう子が少なくありません。まずは子どもに話しかけたり、いじめの兆候がないかを注意して様子を見てあげてください。
話しかけるときは、直接、いじめの話題から入るのではなく、「最近、何か変わったことない?」「学校はどう?」と何気なく聞いてあげる方が、話しやすいかもしれません。子どもが いじめのことを隠しても、無理に聞き出すことはせず、下記のチェックリストに該当する点がないかどうか確認してみてください。
いじめチェックリスト
- 元気がない。部屋に閉じこもることが多い。
- 服やカバンが汚れている。または親に隠れて洗ったりしている。
- ケガをして帰ってくることがある。
- 学校や友だちのことを話さなくなった。
- 授業参観などに来ないで欲しいと言う。
- ものを頻繁に失くす。
- 無理して明るくふるまっているように見える。
- 教科書やノートを見せたがらない。
- すぐに謝るようになった。
- 内緒で学校を休む、学校に行ったフリをする。
- 不登校または腹痛などで度々欠席する。
いじめに対する大人の認識は甘い
いじめられた経験のある子どもの担任や保護者にアンケートを採っても、いじめがあったと認識している割合は低いものです。子どもの近くでいつも見ているつもりでも、その事実に気付けないでいます。見かけ上は仲がいいように見えても、携帯やネット上でのいじめにあっていることもあります。
そして、いじめは非常に複雑な問題を含んでいます。解決するためにはまず、その実態を見極めることが必要です。いじめグループのようなものがあるのか? いじめているのは誰なのか? 学校や先生はちゃんとした対応をしているのか?
子どもが客観的に状況を把握し説明をするのは難しいでしょうから、その場合はきちんと実態を調査しておくことをお勧めします。いじめ問題は大変にデリケートな問題です。当社では調査方法を打ち合わせした上で、子どものプライバシーに最大限の配慮をしながら、その実態を調査していきます。
客観的な証拠で早急に解決を
調査をして実態を把握しておくことは、学校や加害者側の親にきちんと対処してもらうためにも重要です。学校や先生がいじめを隠ぺいする可能性がありますし、加害者側の親がいじめを認めないことも多々あります。
客観的な証拠で文書化したものを前にして、話し合いの場を持てば、学校側や加害者側の親も言い逃れはできなくなります。
子どもへのケアも大切に
そして、加害者側への対処を進めるとともに、ぜひ子どもとの対話やコミュニケーションの時間を積極的につくってあげてください。例えば、いっしょに料理や買い物をして「ありがとう、助かったわ」と子どもの存在を肯定する言葉をかけてください。
そうすることで、いじめに遭い自己否定をしがちな子どもにとって、自信をつけ、家という安心できる場所を認識するきっかけになります。
大切な子どもをいじめから守るため、どうぞお気軽にご相談ください。
私たちは調査のロであることはもちろん、お客様の抱える悩みに応えるプロでもあります。お話をじっくりとうかがいお客様や子どもさんの味方となって、適切な調査方法を提案し、具体的な解決方法のご相談にのります。